キャッシングと言えば審査がつきものです。審査と聞くと硬いイメージになり、怖いように思いますが、あくまで借りようとしている人のありのままの姿で返済していける能力があるのかどうかが見られるわけですからあまり深く考えずに誠実に答えましょう。
審査の最重要ポイント
安定した収入
キャッシングの審査で一番重要視されていると言われるのが、「安定した収入」だそうです。
収入が高い、低いは、借り入れの額には影響しますが、実際借りれるかどうかは、「安定」していなければいけません。例えば、年収2000万の営業マン、お給料の内訳は歩合が8割、固定給はアルバイト並みという場合、安定して得られる収入は、そのアルバイト並みの固定給の部分だけです。なので、借りれる金額は期待するより低い額になる可能性があります。
職業
これも安定しているかどうかに影響する部分です。例えば、先に例にあげた営業マンですが、一般的には離職率が高く安定した職業職種とはいいがたいそうです。同様に運転手など危険を伴う仕事もリスクがあると考えられます。
金融機関は、決して職業で差別をしているわけではありません。過去の貸し出し実績から、職業別の貸し倒れの確率が既に分かっています。もちろん、個々人での差もあると思いますが、面接をするわけではないので、あくまでデータで判断することになります。そのため、どうしても職業で一律でリスク判断をせざるをえないのです。
ちなみに、一番借り入れの可能性が高い職業は「公務員」です。安定性という点から圧倒的に信用が高いと判断されるそうです。
他社の借り入れ状況
他社借り入れの状況は必ず申告しなければあなりません。ここは少なめに申告してしまう人がいますが、嘘をついても、個人信用情報からすぐに調べられますので注意しましょう。
消費者金融が個人に貸し出せる金額は、他社貸し出し分も含めて年収の1/3と法律で決まっています。だから、他社借り入れ状況は必ず調べられますし、既に1/3を超えていたら絶対に借りられません。
その他の審査のポイント
居住地
居住地によって差別することはいけませんが、審査のポイントは、そこに何年住んでいるか、持ち家か賃貸かといった点です。やはり、長期にわたって同じところに住んでいるというのは安定した職業や後ろめたいことのない証明になるからです。
固定電話があるか
かつては、固定電話がないと不審がられましたが、最近は一応家に電話があってもほとんど使わず、携帯やスマホを利用する人が多いと思います。これは、田舎でも都会でもお年寄りでも同じ傾向がいえます。だから、最近は固定電話を引かない人が増えています。特に一人暮らしや賃貸に住むファミリーでも増えているそうです。
なので、家に固定電話が無いということは、特段おかしなことではなく審査でそれほど影響はありません。
収入証明書
50万円以下のキャッシングでは収入証明書を求められることはありませんが、申し込み者の属性次第では求められる場合がありますので、源泉徴収票などあらかじめ用意しておくとスムーズに審査が進むでしょう。
まとめ
審査の最も重要なポイントは、
- 安定した収入
- 安定した職業
- 他社借り入れ状況
の3点です。